Summer Campで得られること

本サマーキャンプでは以下の3つを得ることができます。

1、オーケストラに関わることで何を得ているのか?という問いに、自分なりの答えを見出すことができる。

このキャンプは、様々なバックグラウンドを持った学生たちが寝食を共にしながら、芸術と社会との繋がりを紐解いていく、全く新しい「オーケストラキャンプ」です。皆さんには、「音楽」「歴史」「文化」「組織」「社会」といった多角的な視点で意見を交わしながら、共通言語としてひとつの音楽に向き合い、合奏を重ねていってもらいます。これらを通じて、演奏や奏者の視点にどのような変化が生まれるのでしょうか?そして、そこで得た視点は、あなたにどのような変化をもたらすのでしょうか?そもそも、あなたにとってオーケストラとはどのような存在でしょうか?様々な仕掛けを施したワークショップや、第一線で活躍するゲスト講師からの講義を通じて、「あなたにとっての」オーケストラを発見してもらうことを目的としています。

2、オーケストラでの無意識の思考や行動が意識化されることで、自分が今関わっている団体を俯瞰的に見る目が養われる。

オーケストラという営みは、多様な価値観を持つ人たちと1つの芸術を創り上げるという点で、メンバーとの目的意識の違いや温度差による意思疎通の難しさや想定外の出来事にたびたび直面するものです。きっと皆さんも、自身の団体でこうした問題に直面したことがあるかと思います。

しかし、こうした問題を抱えながらも、オーケストラという営みはどうして成立するのでしょうか?オーケストラという営みを成立させるために、皆さんはどういった振る舞いや思考をしているのでしょうか?

もしかすると、あなたはこうした問いに対する答えを、持っているかもしれません。
では、あなたはその答えを積極的に言語化し、伝えてきたでしょうか?そこで、この問いに向き合うために、これまで無意識的・経験知的に行ってきた振る舞いや思考を意識化し、改めて言語化する必要があります。
これを通じて、たとえば「オーケストラをどうやって纏めていくのか?」「誰がどんなふうにリーダーシップを取っていくべきか?」ということに対する、自分なりの答えが生まれていくでしょう。それはこのサマーキャンプの期間のみならず、皆さんが自分の所属団体に戻ってからも活かせるものであると確信しています。

ひとつ気をつけていただきたいのは、このサマーキャンプは決して、こうした一つ一つの問いを解決するための手法を教えるものではありません。むしろ、問題の所在を認識し、俯瞰する力の涵養を目指すものであり、異なりを異なりのままに受け入れていく懐の広い思考を養成するものです。

3、様々なバックグラウンドを持ちながらも、共通の目的意識を持った、同世代の仲間に巡り合うことができる。

『人間はできるだけ早くから、良き師、良き友を持ち、良き書を読み、ひそかに自ら省み、自ら修めることである』

東洋哲学者の安岡正篤の言葉です。ここに「良き音楽を演奏すること」も付け加えれば、私たちがサマーキャンプで志すことは全て集約されているように思います。

皆さんには、濃密な講義を受け、オーケストラを考える上で大切となる数多の書に出会っていただきます。朝から晩まで演奏を楽しみ、オーケストラという営みに興味を持つ同世代の仲間たちと沢山の意思疎通を重ねてもらいます。そしてホールからの帰り道や宿で開かれるワークショップで、省み、修めるものをそれぞれに見出してもらいます。

「学生の夏休み」は、人生に最も影響を与える時期の一つであるでしょう。福井のみくに未来ホールに皆さんが集い、心踊る体験をひとつでも多く重ねることで、みなさんの人生の未来がより活き活きと輝くことを願ってやみません。皆さんのご応募をお待ちしています。

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