* 今年度の募集は終了しました *

オーケストラを考え、気づき、仲間と共有する4日間

練習の時、合奏の時、あなたはいつも何を考えていますか?

「自分のパートを完璧に演奏しよう」「仲間と協調しよう」「もっとこういう演奏がしたい」「みんなを引っ張っていきたい」そのどれもが正解でしょう。

では、いつあなたの考えをオーケストラで共有するのが良いのでしょうか?どのように伝えるのがいいのでしょうか?また、それを伝えることはあなたの本来の役割なんでしょうか?

今回のサマーキャンプでは、オーケストラが最高のパフォーマンスを発揮するために、あなたの役割を知るヒントを得ることができるサマーキャンプです。
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サマーキャンプのプログラム

Amasiaのサマーキャンプは、音楽と様々なテーマを掛け合わせた4日間のプログラムで構成されています。
DAY1

オーケストラとは何であるか(音楽×文化・歴史)
DAY1

オーケストラとは何であるか(音楽×文化・歴史)
1日目は、今回集った仲間たちとの初合奏を行います。そして文化芸術プロデューサー・浦久俊彦氏の講義を通じて、オーケストラの成り立ちや歴史的変遷を学びます。また、今回の演目であるベートーヴェン作曲「交響曲第1番」を題材にし、この曲の成立背景や特徴、さらには日本における受容の歴史を学ぶことで、理解を多角的に深めていきます。
DAY2

オーケストラとは誰か(音楽×リーダーシップ・組織論)
DAY2

オーケストラとは誰か(音楽×リーダーシップ・組織論)
2日目は、オーケストラで演奏をする上での「リーダーシップ」のあり方にスポットを当てます。欧米の大学、とくに経営や経済系の講義では、ビジネスにおけるリーダーシップのモデルとして、しばしばオーケストラの事例が参照されます。そこで、指揮者・木許裕介氏によるレクチャーと演奏を通じて、オーケストラにおける「リーダーシップ」が極めて複雑で多元的なものであることを理解し、一人一人がどのようなリーダーシップを取って行くべきかを考えます。
DAY3

オーケストラで何が起こっているのか(音楽×空間)
DAY3

オーケストラで何が起こっているのか(音楽×空間)
3日目は、演奏を成立させている「場」についての認識を深めます。今回演奏する「みくに未来ホール」に、どのような仕掛けが凝らされているかを発見することで、自分たちの行動や思考がどれほど「場」に規定されているかを実感することになるでしょう。そのうえで、これまでの2日間で得た知見を実際の演奏に反映し、音楽のクオリティを高めていきます。夜には、オーケストラの成立過程と花火に密接な関係があることを学んだのち、日本有数の花火イベント「三国花火大会」へ出かけます!
DAY4

オーケストラから何を得ているのか(音楽×?)
DAY4

オーケストラから何を得ているのか(音楽×?)
最終日は、元文部科学副大臣・鈴木寛氏のレクチャーから「ソーシャル・オーケストレーション」という概念を学び、オーケストラを考えることが現代社会を考えることに繋がるということを学びます。さらに、これまでの3日間を総括する形で、「オーケストラを通じて自分たちが何を得ているのか」をグループで考え、発表します。最後には、このサマーキャンプの学びの集大成として課題曲の演奏を行います。4日間の共同体験を経たあと、初日の合奏からどのような変化が起きるかを楽しみましょう。

講師紹介

講義では、各界の最前線で活躍する講師を招き講演を行います。
鈴木 寛
1964年兵庫県出身、東京大学法学部卒。在学中は、東京大学音楽部コールアカデミー、東京六大学合唱連盟(理事)、駒場小劇場ネヴァーランド・ミュージカル・コミュニティ(音楽監督)などに所属し、1986年通商産業省に入省。慶應義塾大学助教授を経たのち、国会議員を12年間、うち文部科学副大臣を2期務める。のち、東京大学大学院教授、慶應義塾大学大学院教授に同時就任するほか、福井大学客員教授、日本サッカー協会理事やNPO法人日本教育再興連盟代表理事、JASRAC理事なども務め、教育、医療、スポーツ・文化、科学技術イノベーション、IT政策の分野を中心に活躍。また、2014年10月より文部科学省参与、2015年2月に文部科学大臣補佐官となり、大臣補佐官を4期務めて高大接続改革を推進した。OECD教育政策2030アドバイザー、世界経済フォーラムグローバルフューチャーカウンシルアドヴァイザー。「どんな家に生まれても、どんな地域に育っても、すべての子ども・若者に最善の学びを」という信念のもと、若い世代とともに世代横断的な視野でより良い社会づくりを目指し続けている。『熟議のススメ』(講談社)、『テレビが政治をダメにした』(双葉新書)など、著書多数。
浦久 俊彦
文筆家、文化芸術プロデューサー。パリで音楽学、歴史社会学、哲学を学ぶ。フランスを拠点に20年以上にわたり、音楽・芸術分野だけでなく、M.O.F. (フランス最優秀職人)の支援など、幅広く総合文化プロデューサーとしても活躍。帰国後、三井住友海上しらかわホールのエグゼクティブ・ディレクターを経て、現在、浦久俊彦事務所代表。
多彩な分野のアーティストのオリジナル企画を手がけるほか、一般財団法人欧州日本藝術財団代表理事、代官山未来音楽塾塾頭、サラマンカホール音楽監督として、日本とヨーロッパの文化芸術交流にも力を注いでいる。著書に『フランツ・リストはなぜ女たちを失神させたのか』(新潮社)、『138億年の音楽史』(講談社)、『悪魔と呼ばれたヴァイオリニスト-パガニーニ伝-』(新潮社)がある。
木許 裕介
指揮者。東京大学教養学部・東京大学大学院総合文化研究科修了。現在、Amasia International Philharmonic芸術監督、ベガジュニアアンサンブル常任指揮者、福井大学フィルハーモニー管弦楽団客演指揮者、日本ヴィラ=ロボス協会会長など。
20代ではUUU Orchestra指揮者およびWorldship Orchestra 正指揮者として、東南アジアを中心に数多くの国際共同公演や音楽祭を成功に導く。2016年よりイタリアで研鑽を積み、現在世界各地で指揮を執る。2018年、ポルトガルで開催されたBMW国際指揮コンクールにて第1位優勝。同コンクールでの日本人の優勝は初となる。同年、出身の大阪府高槻市より「特別功労賞」を受賞。2019年にはモロッコで開かれたカサブランカ国際音楽祭より招聘を受け指揮。
学術と芸術を橋渡しする企画を数多くプロデュースしており、現在、東京芸術劇場「芸劇ウインド・オーケストラ・アカデミー」キャリアアップゼミキュレーターなど。また、慶応義塾大学SFC研究所上席所員として、指揮者の観点から考えるリーダーシップ教育やチームビルディングにおいても講演執筆多数。共著書に『二十歳の君へ』(文藝春秋社)など。

後援

福井新聞社

開催地域

オーケストラの未来を考えるAmasiaのキャンプ場所は、福井県坂井市。
日本海をそばに感じながら、音楽はもちろん食や花火も楽しめる最高の環境です。

ワークショップ会場

みくに未来ホール

宿泊施設

ちくちくぼんぼん

応募をお考えの方へ

応募に関する詳細は以下の募集要項をご覧ください。
サマーキャンプへの応募はWebで受け付けております。
皆様のご応募、心よりお待ちしております。

募集要項

◆開催期間

2019年8月9日(金) 〜 8月12日(月) 3泊4日

◆開催地

福井県坂井市

日 11:30集合@みくに未来ホール
最終日 16:00解散予定@みくに未来ホール

福井へのアクセス
みくに未来ホールへのアクセス

◆参加費

¥30,000-(税別)

※3泊4日の宿泊費込みの価格です(宿泊施設内での朝食・夕食、2日目〜4日目の昼食費用を含む)。
※交通費は各自でご負担ください。

Amasiaサマーキャンプでは協賛を募集しています。ご検討いただける場合は、詳細資料をご確認の上、お手数ですが申込フォームへご入力ください。

詳細資料ダウンロード

◆募集人数

募集定員:40名
※管楽器は編成が定員に逹し次第、募集を締め切る可能性があります。
※弦楽器は人数が多い場合、選考となる可能性があります。

◆対象

2019年4月1日時点で14歳以上、35歳以下の人

オーケストラ楽器を演奏しており、演奏のみならず「オーケストラの未来」を考えることに興味関心のある知的好奇心の高い人。また、日本・世界を今より少しでも良くしたいと願う公益性に富んだ将来の夢やビジョンを持ち、自分なりのリーダーシップを強化したいという意思のある人を、広く歓迎します。

※学歴や演奏技術・音楽性のレベルは問いません。
※オーケストラ内でコンサートマスター、パートリーダー他、組織内で何らかの役職に従事している者・若くは従事することになる者を特に歓迎します。但し、ここでいうリーダーシップは役職に限定しません。役職者でない場合でも、自分なりのリーダーシップを発揮したいという主体性や挑戦意欲のある人を歓迎します。

◆題材楽曲

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン:交響曲第1番ハ長調作品21
Ludwig van Beethoven:Symphony No.1

◆エントリーから参加までの流れ

応募フォームよりエントリー

事務局より詳細のご連絡

事前課題の提出

合宿当日

◆受付締切日

7月25日(木)

オーケストラという存在は21世紀の国際社会においてどのような役割を果たし、
どのような価値を創出し得るのだろうか?ー

わたしたちは、定期演奏会を目的とする団体ではありません。
わたしたちはオーケストラを通じた国内・海外の音楽・芸術団体や様々な学術領域とのコラボレーションを通じてオーケストラが持つ可能性を探求する、いわばオーケストラの研究所のような存在です。特に「持続的な人や組織の成長」「多文化共生」の観点に注目し、芸術文化や国境の枠組みを超えたクロスボーダーな活動によって、オーケストラと社会との交響、すなわち“Social Orchestration”の探求を目的としています。
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       メッセージ    

代表理事 飯島智珠
学生時代は生涯の中で最も自身の未来に影響を与える時の一つです。その貴重な時間に、人生の選択をも変え得るどんな原体験を経験するか?何を考え、誰と出逢うか?は、とても重要であると私は考えています。私自身、学生時代の国際交流や音楽活動などを通じて世界が圧倒的に広がったことで、自分自身が社会にどう関わり、貢献できるかを問い続け様々な選択をしてきました。考え続ける過程で生まれたビジョンこそが、国境や枠組みを超えて人が繋がり、成長し、それぞれが個性を活かしながら多様なリーダーシップを発揮して1つの世界を創り出してく、すなわち“ソーシャル・オーケストレーション”だったのです。逆に言えば、オーケストラによって自己の思考特性を見つめ直し、さらに自他・社会との関わりを考えることで何か新しい化学反応を起こせるのではないか?と考えたのです。しかしながら、不思議なことにクロスボーダーな学生たちが主体となり、オーケストラを用いた“領域を超えた実践の場”は存在しません。ならば行動せねば!と、情熱を持った各界のプロフェッショナルたちと議論を重ね、10年の時を経てようやくこのサマーキャンプは産声をあげたのです。諦めずに行動し続ければ必ず道は開けるという事実を、私自身も身をもって体感しました。私たちはこのプログラムに参加した全ての皆さんにとって、未来に繋がる有意義な時間になることを心から願っています。未来の自分への強い意思を持った皆さんに福井でお会いできることを、心から楽しみにしています!
理事 忽那さゆり
あなたの知っている、オーケストラをアップデートしよう。
『オーケストラでの経験が日常生活の中で役に立った』という経験をしたことはありませんか?
私自身も、仕事や人間関係の中であったりと様々な場面でオーケストラの経験が役に立っています。オーケストラでの経験は私たちに『演奏技術以上の何か』を与え、気づかせてくれています。
では、『オーケストラで経験できる演奏技術以上のものとは何でしょうか。』
このサマーキャンプを通して皆さんに『演奏技術以上の何か』に気づいて欲しいと考えています。また、それを皆さんが自分たちのオーケストラに戻ったとき、今後の人生の一場面で活用できるように「理論的」に紐解いていきます。
演奏と演奏以外の両面からオーケストラを体験できる4日間のプログラムには、あなたの可能性を最大限に引き出す仕掛けを沢山散りばめました。同年代の仲間と過ごす刺激的な4日間を通して、あなたにとってのオーケストラがどのようにアップデートされるのか、今後の人生がどのような変化していくのか。この夏のひと時を共に過ごせることを楽しみにしています。
芸術監督・指揮 木許裕介
オーケストラに関われば関わるほど、「オーケストラとは何なのだろう?」という問いが立ち現れます。しかし、この問いを考えることはとても難しい。演奏の現場に携わりながらも、演奏以外の多角的な視野を持つことが必要とされます。
皆さんには、この4日間を通じてベートーヴェンの「交響曲第1番」という一つの作品に集中してもらいます。それは、ただリハーサルを繰り返して演奏の質を高めていくだけではありません。むしろこの曲を一つの「題材」として、これがそもそもどのような曲で、日本でいかに受容され、我々がいま演奏する意味がどこにあるかを考えてもらいたい。演奏を誰かに届けるということと並行して、演奏を作り上げていくプロセスで何が起こっているか、そのダイナミズムを見つめてほしい。
リハーサルとワークショップ、講義、ディスカッションの融合した全く新しい4日間。皆さんにとって忘れられないものになることを確信しています。